目的はただの感想文

ネタバレを意識せず、ネタバレしないことも意識せず、見たものの感想をそのまま。

【ネタバレ感想】ゼロ・グラビティ

映画館で見た初めての3D映画となりました。

各所からおすすめされて、さらに見るならIMAXの3Dが最高だ!ということで川崎ラゾーナにある映画館109へ。ちなみにココ109には沖縄では有名なアイスクリーム屋さん、ブルーシールが入っている。その前はハーゲンダッツだった。同じアイス屋さんならダッツの方がよいような気がするが(個人的にはダッツのクレープが気軽に食べられる大事な拠点だったのだが)、なぜブルーシールになってしまったのだろう。もちろん好きなんだけれど、どうせなら沖縄行って食べたいと思いながらも今回も買って食べた。
 
 
さて、ゼロ・グラビティの感想なんだが、正直いってしまうと自分には3Dがやっぱり合ってないのだとおもう。
これまで3D酔いするのと、目が疲れるからという理由で全く一切3Dで映画を見ていなかったのだけど、これは絶対3Dがいい!といわれたので、ナイナイと後ろ向きに否定するより折角なので試してみようと思って行ってみた。
結果、酔いはしなかったのだけど、メガネonメガネが相当ストレスだった。すぐズレるし。あとやっぱり奥行きとか映画にいらない(描写的なものは好きだけど、自分が見る分に実際の奥行き感があるように見える必要は特にない)ので、話的には思い起こすとそれなりにすごい話だったんだけど、つかれた…っていう心象が大きかった。金曜ロードショーでもっとラクに見たいところである。
 
 
 
内容的にはシンプルですごくよかった。
予告にある「宇宙で一人迷子になる」という要素以外ほぼ出てこないのが(まぁそもそも他を出したくても迫られた時間内に生きて帰るには、余計なものなんて入る隙間がないけれど)、一生懸命に生きることを考える主人公の気持ちになりやすくてよかった。
ああ、そう考えるとつかれたと思ったのも、もしかしたら主人公の視点でずっと地球に帰ろうと頑張ったから地球に帰れてヘロヘロだったのが、映画見終わったときに残っていたのかもしれない。宇宙ってこわいなぁ。
 
 
あと再三いわれている映像技術は本当にすごいと思う。撮り方が誰もわからないと言われている、宇宙スーツの外側の視点から、ガラスを通した内側に入り込むあの視点の動き、内に充満する孤独感がやたら生々しかった。
 
 
 
メイキング動画が公開されているということで流し見たら、メイキングそのものも興味深かったけど、この俳優さんの言っているこの言葉がよかった。
 
 
「この映画で技術面は主役ではない。ストーリーを語るために開発する必要があったんだ。それが唯一の方法だったから」
 
 
▼メイキング動画
 
 
 
まだご覧になられていない方で3D苦手な方は、無理せず2Dでどうぞお楽しみください。